ガラス張りの会議室で、コンサルタントがガラスボードの構造図に、グレーのカードから深い赤のカードへ向かう矢印を描き足し、顧客の経営企画部長が見ている様子

企業DX戦略策定・課題解決

DX戦略を、実行できる構造に変える。

ヒト・カネ・プロダクトの3つの軸から、企業全体最適の視点で、DX戦略を実行できる状態に整えます。組織・人員計画、投資・予実管理、プロダクトポートフォリオを、経営・事業・ITを横断して見直します。

課題

DX戦略の推進で、
こんな状況はありませんか?

中期計画や事業計画に掲げたDXを、実行に移そうとする段階で、起きやすい状況です。

  • 既存の運用で人手が埋まり、新しい施策に着手できない

    運用・障害対応にメンバーが固定されている。誰がどれだけ忙しいのかも見えず、配置を変える判断ができない。

  • 経営会議で、投資の議論が合意に至らない

    プロダクトごとの収支・価値・負債が整理されておらず、判断の基準もそろっていないため、議論のたびに論点が変わる。

  • 似たプロダクトが重なり、育てるか縮小するかを決められない

    顧客向け・社内向けのプロダクトで機能や役割が重なり、依存関係も複雑になっている。どこに集中すべきかの優先順位が定まらない。

原因

ヒト・カネ・プロダクトが、戦略を実行できる形に
整っていないことが、構造的な原因です

  • ヒト

    稼働とスキルの実態が見えず、戦略に人を寄せられない

    誰がどの業務にどれだけ時間を使い、どのようなスキルを持っているかが見えていません。コア人財が運用・障害対応に固定され、評価の基準も実態とずれているため、戦略テーマに人を移す判断の材料がそろいません。

  • カネ

    価値とコストが不明で、投資判断がそろわない

    プロダクトごとにいくらかかり、どれだけ価値を生んでいるかが見えていません。維持費と成長投資が混ざり、判断の基準もばらばらなため、資源を戦略テーマに再配分する仕組みが機能しません。

  • プロダクト

    目的と担当範囲が曖昧で、全体最適ができない

    プロダクトごとの目的・役割・担当範囲が整理されないまま、類似のプロダクトや依存関係が増えています。技術負債も積み重なり、ポートフォリオとしての方針がないため、優先順位が定まりません。

これらは、ヒト・カネ・プロダクトを切り離さずに見直すことで、改善しやすくなります。

現状を整理したうえで、どの軸から着手するかを決め、3つの軸のつながりを踏まえて整えます。

サービス概要

ヒト・カネ・プロダクトを再構築し、
DX戦略を実行できる状態に変えます

経営・事業・ITを横断し、全体最適の視点で課題を可視化・整理します。
部門単位の最適化にとどまらず、経営戦略とシステム構造を連動させた「変化に強い企業基盤」づくりを支援します。
IT組織・プロダクト開発組織を対象に、ヒト(組織・人員計画)、カネ(投資・予実管理)、プロダクト(プロダクトポートフォリオ)を見直します。

ヒト|組織・人員計画

組織構造の設計

業務量・役割・アサインの実態を見える化し、経営戦略に合わせて人員を配置できる組織にします。

間接業務・運用業務を減らして、新たな価値を生み出す開発業務に人手を振り向け、業務の価値を実施前に評価して取捨選択します。あわせて、評価制度と中期人員計画を整えます。

間接業務・運用業務に固定された人手を、開発業務へ転換する流れを示したボード
領域内容
人員と業務の可視化業務量・負荷・役割の可視化、間接業務・運用業務・開発業務への分類、開発業務に振り向けられる人手の把握
業務の取捨選択業務の価値(アウトカム)の事前評価、実施前の必要性と優先順位の判断、間接業務・運用業務の効率化・削減
配置とアサインの管理戦略上重要なプロジェクトへの配置の再設計、経営層によるアサイン状況の定期的な確認と調整
評価制度実態に合った評価項目の設計、成長モデルの整備、成長の方向性の明確化
中期人員計画プロダクトのロードマップと必要なスキル・人数の対応づけ、採用・外部リソースの計画

カネ|投資・予実管理

管理・運用設計

プロダクト・事業単位でコストと成果を可視化し、戦略テーマに沿って資源をコントロールできる状態をつくります。

予実管理・管理会計・資産管理の仕組みを整え、将来の見通しを持って、投資の配分を継続的に見直せるようにします。

既存事業と新規事業のリターンと投資を並べ、既存事業の投資を新規事業へ再配分する流れを示したボード
領域内容
プロダクト別の収支プロダクト別P/Lの可視化、投資判断の前提となる収支・価値・負債の整理
価値指標と負債構造価値創出の投資と負債維持のコストの切り分け、投資効果の可視化
投資評価基準評価の観点と基準の統一、判断の論点の共通化
投資配分・再配分投資配分・再配分の仕組みの整備、継続的な見直しの体制づくり
予実管理・管理会計予算と実績の管理、管理会計・資産管理の仕組みの整備

プロダクト|プロダクトポートフォリオ

プロダクト群の構造設計

プロダクトの目的・役割・担当範囲・課題を整理し、全体のポートフォリオを見直します。

戦略テーマに沿って価値を生み出せるよう、プロダクトの構成と、改善・投資の優先順位を整えます。

既存と新規の価値の推移と、それに合わせて資源配分を新規へ広げていく計画を示したボード
領域内容
目的・境界の整理プロダクトごとの目的・役割・担当範囲の整理、戦略と連携する体系の構築
依存関係・複雑性プロダクト間の依存関係と複雑性の可視化、障害の原因と改善の優先順位の整理
技術負債技術負債の棚卸し、短期・中期の改善ロードマップの策定
ポートフォリオプロダクト間の優先順位付け、投資・撤退・育成の判断

&DXコンサルティングの強み

計画で終わらせない戦略策定の、3つの強み

  • サービス事業者の「DNA」

    大規模なWebサービスの開発・運用に携わってきた経験から、運用・障害対応・技術負債が人と予算を圧迫する構造を、現場の実態から読み解きます。プロダクトと開発組織の実情を踏まえて、実行できる計画にします。

  • 企画と開発をつなぐ「翻訳力」

    経営の言葉と、IT組織・開発の現場の言葉を翻訳します。工数・収支・技術負債といった現場の情報を、経営が判断できる材料に整理し、経営と開発の間で優先順位の合意をつくります。

  • 事業全体を見通す「設計思想」

    人員配置・投資・プロダクトを個別に最適化するのではなく、3つの軸のつながりを踏まえて、企業全体の最適を設計します。経営戦略とシステムの構造を連動させ、戦略の変化に合わせて見直せる仕組みを整えます。

支援の流れ

現状の把握から、構造の再構築と定着まで伴走します

  1. 現状把握・課題整理

    経営・事業・ITを横断して、ヒト・カネ・プロダクトの現状を把握します。

    業務量・収支・プロダクトの構成などの実態を整理し、どの軸のどこに課題があるかを、構造として明らかにします。

  2. 構想策定

    3つの軸のあるべき姿と、優先順位・実行計画を設計します。

    どこから、どの順序で見直すかを、経営層と現場が合意できる形で決めます。

  3. 構造の再構築

    組織・管理会計・プロダクトの体系を、段階的に整えます。

    評価制度・投資評価基準・ポートフォリオなどの仕組みを設計し、運用しながら調整します。

  4. 実行・定着支援

    見直しの仕組みを、貴社の体制で回せるように整えます。

    人員配置・投資配分・ポートフォリオを継続して見直せるよう、判断の基準と進め方を引き継ぎます。

支援実績

人員配置の見直しから、
投資判断・プロダクトの整理まで

※企業名は非公開とし、業種と概要のみを掲載しています。

ヒト:組織構造の設計

大手インターネットサービス企業

人財配置の再設計と評価制度の整備

課題
コア人財が定常の運用・障害対応に固定され、戦略上重要なプロダクトに人を投入できない状態だった。評価項目も「火消し」や雑務への対応に偏り、メンバーが何を伸ばせばよいか分からなかった。
支援内容
活動の棚卸しで業務量・負荷・役割を可視化し、優先プロジェクトへの配置を再設計した。あわせて、評価制度・成長モデルを整備した。
成果
戦略領域に人を回す余地が見え、重要なプロジェクトに必要な人財を配置できるようになった。評価への納得度が高まり、育成・配置の議論を進めやすくなった。

カネ:管理・運用設計

大手インターネットサービス企業

投資判断の基盤と管理会計の整備

課題
多数のプロダクトがある一方で、収支・価値・負債が整理されておらず、経営会議での投資の議論が合意に至らなかった。負債の維持コストと価値創出の投資が混ざり、どの投資が事業の成長に寄与するかを判断できなかった。
支援内容
プロダクト別P/Lを可視化して投資判断の基盤を整え、価値指標と負債構造を整理した。投資評価基準を統一し、投資配分を見直す仕組みを整備した。
成果
投資判断の前提が明確になり、優先順位の議論が具体的に進むようになった。継続して投資配分を見直し、戦略テーマに沿って資源を再配分できるようになった。

プロダクト:プロダクト群の構造設計

大規模Webサービス企業

プロダクト群の構造の整理と改善計画

課題
顧客向け・社内向けの類似プロダクトが複数あり、機能や役割が重複していた。障害が頻発していたが、どの依存関係が原因かが分からず、古いフレームワークや属人化した領域も残り、改修が長期化していた。
支援内容
プロダクトの目的・境界を整理し、戦略と連携する体系を構築した。依存関係・複雑性を可視化し、技術負債を棚卸しして、改善ロードマップを策定した。
成果
プロダクトごとの役割が整理され、戦略との整合がとれた。障害の原因と改善箇所の優先順位について合意ができ、短期・中期で取り組む改善テーマが整理された。

よくある質問

企業DX戦略策定・課題解決のよくある質問

費用はどのくらいですか?
対象の範囲と支援の期間によって異なります。まずは現状の課題をお聞きし、内容を整理したうえでご提案します。
支援の期間はどのくらいですか?
課題と対象の範囲によって異なります。段階を分けたご支援にも対応します。
ヒト・カネ・プロダクトの3つの軸を、すべて依頼する必要がありますか?
いいえ。特定の軸に絞ったご依頼にも対応します。現状を整理したうえで、どこから着手するかを一緒に決めます。
&DXコンサルティングの特徴は何ですか?
経営・事業・ITを横断し、ヒト・カネ・プロダクトを切り離さずに整理する点です。戦略の立案にとどまらず、仕組みを整え、貴社で見直しを続けられるようになるまで伴走します。
コンサルタントが、テーブルに広げた資料をペンで示しながら、顧客の相談に応じる手元

進行中の構想やプロジェクトについて、
ご相談ください。

人員配置の見直し、投資判断の基準づくり、プロダクトの整理など、具体的なテーマからご相談を承ります。

ご相談・お問い合わせ

内容を確認のうえ、担当者よりご連絡します。